君想ふ～序章～

序章

この喧噪な現代社会の中で、彼は地元を選んだ。

そこは晩年住んでいた、もの騒がしい都会ではない。

その土地で彼は、彼の一番の生きがいを見送った。

彼は、生きる意味を失ってしまったのである。

しかし彼は、最後にその生きがいから言われた言葉を反芻し続ける。

その言葉とは一体何だったのだろうか。

mami

大学生（国語科/社会科教育）
読書家
音楽研究家

TwitterInstagramYouTube

国立大学教育学部に所属する大学生。
現在病気療養中で、実家で活動中。
国語と社会を繋げる教育を目指す！
元々音大志望のアマチュアフルート奏者であり、
作曲活動もしていたが、今は距離を置き、
楽曲分析を主な活動にしている。